肝細胞癌

肝臓の癌のことです。

肝細胞癌のうち80%~90%が肝硬変などの慢性肝炎に合併して発生し、男女の比率では約3:1で男性のほうが発症率が高いです。

発症の平均年齢は60代前半と言われており、他の癌と同じような傾向があることがわかります。

C型肝炎→肝硬変→肝細胞癌という流れが70~80%で最も多く、B型肝炎の場合は肝硬変の前の慢性肝炎の状態から発症する場合が多いようです。 ただ、その場合でも発症率は全体の10%~20%ですので、圧倒的にC型肝炎からの発症が多いということがわかります。

症状としては基本的に他の癌と同じで、転移、周辺臓器への圧迫による症状もみられます。
肝細胞癌が進行するち肝不全症状がみられるようになり、死にいたるケースも。

治療方法としてはやはりその癌細胞を手術によって摘出してしまうのが一般的ですが、その他癌治療でも対応は可能です。